―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 AFC-HD <2927>
21年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の5.5億円に急拡大し、9-2月期(上期)計画の5.7億円に対する進捗率は97.7%に達し、5年平均の55.3%も上回った。
★No.2 ダイセキ <9793>
21年2月期の連結経常利益を従来予想の86.4億円→97億円(前期は110億円)に12.3%上方修正し、減益率が21.6%減→12.0%減に縮小する見通しとなった。
★No.3 薬王堂HD <7679>
21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比41.0%増の45.6億円に拡大し、通期計画の43.1億円に対する進捗率が105.7%とすでに上回り、さらに5年平均の77.1%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2927> AFC-HD JQ +14.33 1/ 5 1Q 114.23
<9793> ダイセキ 東1 +8.87 1/ 5 3Q -10.06
<7679> 薬王堂HD 東1 +6.23 1/ 5 3Q 41.05
<1712> ダイセキS 東1 +5.37 1/ 5 3Q -24.48
<2789> カルラ JQ +0.68 1/ 5 3Q 赤転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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