ETF売買動向＝4日前引け、日興ＭＳ世界、農中仏債７Ｈが新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比67.2％増の2019億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同61.3％増の1627億円だった。

　個別では東証スタンダードＴＯＰ２０ＥＴＦ <1551> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、ＭＡＸＩＳトピックス（除く金融）上場投信 <2523> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> 、ＮＺＡＭ　上場投信　フランス国債　７－１０ <2092> など6銘柄が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が6.34％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.87％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> が4.65％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.53％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が4.05％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> は6.42％安、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> は4.84％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> は4.16％安、グローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> は4.10％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.99％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が415円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金968億2800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金560億2900万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が125億7000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が104億2200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が92億9800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が89億600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が78億8300万円の売買代金となった。

株探ニュース