ETF売買動向＝29日前引け、野村医薬品が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比23.7％減の2396億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同24.4％減の2184億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が4.44％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が3.31％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.24％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.09％高と大幅な上昇。

　一方、上場中国Ａ株パンダ <1322> は4.21％安、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> は3.25％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.22％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> は3.06％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が62円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1413億9400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1224億8500万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が393億9600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が84億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が52億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が42億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が36億7600万円の売買代金となった。

株探ニュース