ETF売買動向＝12日寄り付き、日経レバの売買代金は395億円と活況

　12日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比23.8％減の635億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同23.8％減の586億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ダイワ自動車・輸送機上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1639> 、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> 、ダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> など7銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が5.47％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.87％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が4.81％高、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が4.70％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は6.43％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.50％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が49円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金395億700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金309億4800万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が78億円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が31億6400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が22億5300万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が10億5400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が10億3700万円の売買代金となっている。

株探ニュース