ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1803億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.7％減の1803億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同12.3％減の1512億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> 、ｉシェアーズ　ドイツ国債　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2857> が新高値。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が5.47％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が3.98％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が3.86％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.72％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.59％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が249円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金916億7300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1074億8600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が127億3900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が125億円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が92億800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が67億6700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が60億3200万円の売買代金となった。

株探ニュース