ETF売買動向＝4日前引け、野村外国株式、野村ＲＮ小型が新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.6％減の1044億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同27.8％減の864億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> など12銘柄が新高値。日経４００インバース <1471> 、ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.61％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.01％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.00％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.29％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は3.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が130円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金509億7200万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均761億2500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が113億7100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が65億2300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が54億2100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が36億1200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億円の売買代金となった。

株探ニュース