ETF売買動向＝11日前引け、日興ＮＱヘ有、ｉＦＥナ百有が新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.8％増の844億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同18.5％増の685億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ＮＡＳＤＡＱ－１００ <2845> 、グローバルＸ　ロボティクス＆ＡＩ－日本株式ＥＴＦ <2638> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００（為替ヘッジあり） <2841> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳｏｌａｃｔｉｖｅジャパン <2850> など9銘柄が新高値。ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は5.14％安と大幅に下落。

　日経平均株価が60円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金338億9000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均457億1500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が80億7800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が74億700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が48億5600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が46億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が39億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース