決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … リッジアイ、ミライアル、アスカネット (6月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の6月7日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　リッジアイ <5572>
　24年7月期の連結経常利益を従来予想の1億0200万円→1億5000万円(前期は6000万円)に47.1％上方修正し、増益率が70.0％増→2.5倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　グリーンエナ <1436>
　24年4月期の連結経常利益は前の期比2.5％減の5億円になったが、25年4月期は前期比11.6％増の5.6億円に拡大する見通しとなった。

★No.6　トビラシステ <4441>
　24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.8％増の4.3億円に伸び、従来予想の3.6億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5572> リッジアイ 　　東Ｇ 　 +27.07 　　6/10　　　3Q　　　 47.73
<1436> グリーンエナ 　東Ｇ 　 +11.55 　　6/10　本決算　　　 11.55
<3804> システムディ 　東Ｓ 　 +11.12 　　6/10　　上期　　　 -6.90
<4238> ミライアル 　　東Ｓ　　 +3.88 　　6/10　　　1Q　　　-60.86
<3070> アマガサ 　　　東Ｇ　　 +2.80 　　6/10　　　1Q　　　　赤拡

<4441> トビラシステ 　東Ｓ　　 +2.34 　　6/10　　上期　　　 22.75
<2438> アスカネット 　東Ｇ　　 +0.50 　　6/10　本決算　　　 13.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース