ホクリヨウ、今期経常を40％下方修正

　ホクリヨウ <1384> が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比8.8倍の11.3億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の11億円（連結）→6.6億円(前期連結は2.2億円)に39.5％下方修正し、増益率が4.9倍→3.0倍に縮小する見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の8.4億円（連結）→8.8億円(前期連結は1.3億円)に5.2％上方修正し、増益率が6.4倍→6.7倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常損益は4.6億円の赤字(前年同期連結は0.9億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は1.8億円の赤字(前年同期連結は0.7億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.6％→-5.1％に急悪化した。

　※今期から非連結決算に移行。

株探ニュース