明日の株式相場見通し=日経平均株価は軟調推移、投資家の買い意欲後退
あす(29日)の東京株式市場は、市場エネルギーの低迷が継続するなかで買い手控え姿勢が強まり、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。現地28日のロンドン株式市場は休場のため、海外投資家の売買が一段と細ることになりそうだ。
市場関係者からは「きょうは、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、25日の米ジャクソンホール会合の講演で、金融政策への言及を避けたことや、朝方までの外国為替市場でのユーロ高・円安進行が好感されて、日経平均株価は寄り付き直後に一時、前週末比80円高に上昇する場面があったものの、買いが続かず金融株などが売られ、小幅ながら反落となった。海外、国内ともに投資家の買い意欲が後退している。市場参加者が買いの条件を見出せないなか、小口の売りで値を消す銘柄が目立っている」との見方が出ていた。
28日の東京株式市場は、朝方高く始まったものの、その後は買いが続かず日経平均株価はわずかながら反落となった。米長期金利の低下や、円高・ドル安進行などが重荷となった。日経平均株価終値は、前週末比2円71銭安の1万9449円90銭と小幅反落した。
日程面では、7月の家計調査・完全失業率・有効求人倍率に注目。海外では、米8月のCB消費者信頼感指数が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうは、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、25日の米ジャクソンホール会合の講演で、金融政策への言及を避けたことや、朝方までの外国為替市場でのユーロ高・円安進行が好感されて、日経平均株価は寄り付き直後に一時、前週末比80円高に上昇する場面があったものの、買いが続かず金融株などが売られ、小幅ながら反落となった。海外、国内ともに投資家の買い意欲が後退している。市場参加者が買いの条件を見出せないなか、小口の売りで値を消す銘柄が目立っている」との見方が出ていた。
28日の東京株式市場は、朝方高く始まったものの、その後は買いが続かず日経平均株価はわずかながら反落となった。米長期金利の低下や、円高・ドル安進行などが重荷となった。日経平均株価終値は、前週末比2円71銭安の1万9449円90銭と小幅反落した。
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