■「円買いの窓明け」は、埋める流れに(本日の上値/下値メド)
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■本日のドル円はパリ市内で発生した同時多発テロの
影響でリスク回避の動きが寄り付きからギャップ
ダウンでのスタートとなっています。
また、日本の7-9月期GDPが下振れ予想ということも
あり、下押しされやすい環境です。
しかし、今回のGDPで2期連続のマイナスという
ことになれば、景気後退局面と判断されやすいこと
からも追加緩和策が検討されるのではないかとの
見方も市場関係者の間ではでています。
■その意味でも今週18-19日に開催予定の日銀金融政策
決定会合での金乳政策は現状維持が決定される
見通しですが、何らかの追加緩和策に対するサインが
出るとの思惑もあるので積極的に売り込めないのも
現状です。
逆に何らかのサインが出るようであれば、今週末にかけて
リスク先行的な円売り局面になると予想しています。
■テクニカル的には、ギャップダウンでのスタートと
なったことで、買いが入りやすい環境です。
安値があったとしても、4時間足ベースでの一目均衡表雲
の下限121.90円レベルと見ています。
同時多発テロの影響に関しては一時的なものと
見ているだけに、時間とともにギャップダウンで
空けたマドを埋める動きになると予想しています。
上値ポイントとしては、122.60円レベルと見ています。