【売り】ファナック<6954>上昇銘柄の反落予想です
工作機械用CNC(コンピューター数値制御)システムで世界首位。産業用ロボットや小型マシニングセンタも。配当性向60%。米アップル関連銘柄としても注目を集める。
先週金曜日の日経平均株価終値は-100円の19,596円と調整開始となりました。
週末の米NY株式市場は下落し、シカゴ平均株価先物も売られておりますので、月曜日は売り優勢で始まることが予想されます。
日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。
市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。
ファナック<6954>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。
10月27日発表した2015年4─9月期の連結営業利益は前年同期比7.9%減の1273億4100万円。「中国市場を中心とするスマートフォン向けの受注減少が響く。受注高は同12%減の3133億円と減少傾向。売上高は同2.1%増の3499億6900万円でした。
通期予想は売上高で前期比13.5%減の6309億円(前回予想6283億円)、営業利益で同26.7%減の2184億円(同2182億円)とわずかに上方修正。想定為替レートは1ドル115円、1ユーロ125円を据え置いている。
株価は、9月29日の17,930円から上昇を続け、週末金曜日は-270円の21,650円と下落となりました。
テクニカル的には過熱感が高まっております。
一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。