<動意株・4日>(大引け)=淀川鋼、ネットイヤー、豊田織など
淀川製鋼所<5451.T>=後場一段高。同社は4日前場取引終了後に、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1810億円から1610億円(前期比8.5%減)へ、最終損益を32億円の黒字から35億円の赤字(前期26億1700万円の黒字)へ下方修正した。しかし、株価は足もとの業績悪を織り込みながら前日まで6日連続安で17%以上も下げており、目先悪材料出尽くしとみた買い戻しを誘発した。きょうは、前日の原油市況高などを映してエネルギー・石油関連を筆頭に非鉄、鉄鋼など市況関連株が大きく切り返しており、その流れも味方する格好となった。
ネットイヤーグループ<3622.T>=ストップ高。2日に、「IoT推進コンソーシアム」に会員企業として参画したと発表しており、今後の事業展開への寄与に期待した買いが入っている。IoT推進コンソーシアムは、産官学が連携し、IoTに関する技術の開発・実証、標準化などの推進、IoTに関する各種プロジェクトの創出、プロジェクトの実施に必要となる規制改革の提言などを推進するために、10月23日に設立した。
豊田自動織機<6201.T>=急反発。ゴールドマン・サックス証券は2日、同社株の「買い(コンビクション・リスト)」を継続するとともに、目標株価を8100円から8200円に引き上げた。先月30日に発表された16年3月期第2四半期(7~9月)の営業利益は378億円と同証券予想(340億円)を上回った。産業車両事業やコンプレッサー事業が収益増に寄与した。また、2日に開催された決算説明会では、事業の選択と集中を進めると表明したことを前向きに評価している。
東海カーボン<5301.T>=急伸。同社は2日取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1080億円から1060億円(前期比7.5%減)へ若干減額した一方、営業利益を40億円から48億円(同29.6%増)へ、最終利益を16億円から21億円(同18.0%減)へ大幅上方修正しており、これを好感する買いを呼び込んでいる。原料油価格低下による販価下落やゴム製品・鉄鋼業界などの生産が低調で売り上げは計画にわずかに届かないが、収益面では合理化努力の発現や為替が円安で推移していることなどが寄与して想定を上回る見通し。
日本コロムビア<6791.T>=大幅高。同社は2日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の115億円から120億円(前期比5.0%減)へ、営業利益を1億2000万円から5億1000万円(前期8億9500万円の赤字)へ大幅上方修正しており、これを好感した買いが入っている。主に特販/通販事業における利益率の高い音源使用にかかる売り上げが予想を上回っていることが要因としている。
和井田製作所<6158.T>=ストップ高。同社は2日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の60億6500万円から62億2000万円(前期比8.0%増)へ、営業利益を5億4600万円から8億7100万円(同85.7%増)へ上方修正しており、これが好感されている。金型関連研削盤や切削工具など主力の工作機械が内需・外需ともに引き続き堅調に推移すると見込まれることに加えて、前期から実施しているコストダウンや生産効率の向上による原価率の改善が寄与する見通し。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ネットイヤーグループ<3622.T>=ストップ高。2日に、「IoT推進コンソーシアム」に会員企業として参画したと発表しており、今後の事業展開への寄与に期待した買いが入っている。IoT推進コンソーシアムは、産官学が連携し、IoTに関する技術の開発・実証、標準化などの推進、IoTに関する各種プロジェクトの創出、プロジェクトの実施に必要となる規制改革の提言などを推進するために、10月23日に設立した。
豊田自動織機<6201.T>=急反発。ゴールドマン・サックス証券は2日、同社株の「買い(コンビクション・リスト)」を継続するとともに、目標株価を8100円から8200円に引き上げた。先月30日に発表された16年3月期第2四半期(7~9月)の営業利益は378億円と同証券予想(340億円)を上回った。産業車両事業やコンプレッサー事業が収益増に寄与した。また、2日に開催された決算説明会では、事業の選択と集中を進めると表明したことを前向きに評価している。
東海カーボン<5301.T>=急伸。同社は2日取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1080億円から1060億円(前期比7.5%減)へ若干減額した一方、営業利益を40億円から48億円(同29.6%増)へ、最終利益を16億円から21億円(同18.0%減)へ大幅上方修正しており、これを好感する買いを呼び込んでいる。原料油価格低下による販価下落やゴム製品・鉄鋼業界などの生産が低調で売り上げは計画にわずかに届かないが、収益面では合理化努力の発現や為替が円安で推移していることなどが寄与して想定を上回る見通し。
日本コロムビア<6791.T>=大幅高。同社は2日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の115億円から120億円(前期比5.0%減)へ、営業利益を1億2000万円から5億1000万円(前期8億9500万円の赤字)へ大幅上方修正しており、これを好感した買いが入っている。主に特販/通販事業における利益率の高い音源使用にかかる売り上げが予想を上回っていることが要因としている。
和井田製作所<6158.T>=ストップ高。同社は2日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の60億6500万円から62億2000万円(前期比8.0%増)へ、営業利益を5億4600万円から8億7100万円(同85.7%増)へ上方修正しており、これが好感されている。金型関連研削盤や切削工具など主力の工作機械が内需・外需ともに引き続き堅調に推移すると見込まれることに加えて、前期から実施しているコストダウンや生産効率の向上による原価率の改善が寄与する見通し。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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