10月末買い・翌年4月末売り
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そして30日の日銀政策決定会合。市場の見方は分かれています。物価指標等の材料からは追加緩和を実施したとしても何ら不思議ではありません。ただ、“伝家の宝刀”をここで切ってしまうと、何かハプニングが起こった際に日銀が取りうる手段が無くなってしまう、それ故、今回口先での追加緩和示唆という策で乗り切ろうという考え方も分からなくもありません(消費税引き上げを意識して来春に実施とか)。こればっかりは、蓋を開けてみるまでは分からないというのが本音です。
そこで思い出していただきたいのが、先週の当欄でお伝えをしました「10月末買い・翌年4月末売り」です。下記のドルインデックスの長期推移を確認すると、2011年からのドル上昇局面であることがお分かりいただけるかと思います。過去の上昇期間は概ね5年(青の矢印)。となれば、2016年までドル上昇となる可能性があるのでは?というのが私の見立てです。今回の2つのイベントで押し目を拾うチャンスではないかと考えているのですが、果たして。