続伸を期待
英国の世界8位の広告会社イージス・グループの買収に伴い海外比率4割超となります。
2015年12月期の第1四半期の業績は、収益が14.9%増の1720億2700万円、営業利益が23.4%増の122億5400万円、税引き前利益が66.4%増の107億2900万円、当期利益が74.8%増の68億3800万円。
国内事業では東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のスポンサーシップ・セールスや国内グループ会社が寄与。
海外では米州、アジア太平洋地域における広告費の伸びが寄与しました。
このほど発表されたブラジルのモバイル広告市場への本格参入についても今後注目したいところです。
通期予想は収益が6649億円、営業利益が1000億円、当期利益が635億円の見通しです。
(同社は決算日を3月31日から12月31日に変更するため、今期は9カ月の変則決算となる。そのため前期との比較はありませんが、15年12月期は全連結子会社の会計期間を1月から12月まで12カ月と仮定すると次期見通しは収益が前期比7.0%増、営業利益は12.5%減、当期利益は7.1%減となります。)
海外事業が牽引する好業績のディフェンシブ銘柄としても注目したいと思います。