明日の東京株式市場見通し
市場関係者からは「企業によっては、来週一週間はお盆休みというケースも多いことから、この週末はポジョン調整の売りが出やすい地合いとなることが想定される」との見方が出ていた。大型株ながら好決算などを手掛かりに、短期間に急騰を演じた銘柄を中心に利益確定の売りが先行する可能性がある。
6日の東京株式市場は、前日のNY外国為替市場で一時1ドル=125円台に入る円安・ドル高の進行が追い風となり、株式市場でも買い優勢。日経平均株価は一時2万800円を超える場面があったものの、大引けにかけて伸び悩み、終値は前日比50円38銭高の2万664円44銭と小幅続伸ながら、この日の安値で引けた。ただ、東証1部の売買代金は、3兆875億円と3兆円の大台をキープした。