<話題の焦点>=特設注意市場銘柄、東芝の指定有力に

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最新投稿日時:2015/08/06 11:58 - 「<話題の焦点>=特設注意市場銘柄、東芝の指定有力に」(みんかぶ)

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<話題の焦点>=特設注意市場銘柄、東芝の指定有力に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/06 11:58
 「特設注意市場銘柄」が市場の関心を集めている。東芝<6502.T>は、不適切会計問題に絡み、8月末の有価証券報告書の提出後に特設注意市場銘柄に指定される可能性が高まっている。

 特設注意市場銘柄とは、重要な規則違反を犯したが上場廃止基準には抵触しない、内部管理体制に問題がある企業を投資家に注意を促すために指定するもの。2007年11月に導入され、過去、有価証券報告書の虚偽記載があったIHI<7013.T>が08年2月に、財テクの失敗を隠蔽していたオリンパス<7733.T>が12年1月に指定されたことなどで知られている。

 現在は不適切な開示処理を行ったリソー教育<4714.T>や売り上げ過剰計上のエナリス<6079.T>などが指定されている。特設注意市場銘柄に指定された企業は期間内に改善が認められなければ上場廃止となるが、13年8月に規則改正が行われ、内部管理体制を改善すべき期間は、それまでの「3年」から原則「1年」に短縮されている。

 IHIやオリンパスは、内部管理体制の状況について記載した所定の書類を提出し、1年半以内に特設注意市場銘柄からの指定を解除された。

 一方、直近では特設注意市場銘柄に指定されていた東証マザーズ上場の京王ズやジャスダック上場の石山ゲートウェイがそれぞれ上場廃止となっている。

 ただ、特設注意市場銘柄に指定後、上場廃止にいたった銘柄はこれまでのところ中小型株にとどまっている。

 東芝が特設注意市場銘柄に指定されたとしても、オリンパスなどの場合と同様、内部管理体制の改善が確認され指定が解除されるとの見方が市場には多い。

◆特設注意市場銘柄

 コード      銘柄        指定日

3587・JQ  グローバルアジア  2012年6月20日
7452・JQ  マツヤ       2013年5月15日
4798・東2  LCAHD     2014年2月 8日
4714・東1  リソー教育     2014年3月11日
6625・JQ  JALCO HD  2014年7月 1日
6079・東マ  エナリス      2015年1月29日
2315・JQ  SJI       2015年2月25日
3170・JQ  アイセイ薬局    2015年4月 1日

出所:東証、8月4日現在


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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