<動意株・30日>(大引け)=豊田通商、ヒガシ21、ハウスコムなど

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最新投稿日時:2015/07/30 15:15 - 「<動意株・30日>(大引け)=豊田通商、ヒガシ21、ハウスコムなど」(みんかぶ)

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<動意株・30日>(大引け)=豊田通商、ヒガシ21、ハウスコムなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/30 15:15
 豊田通商<8015.T>=急反発。「近大マグロ」で知られる近畿大学との連携でクロマグロを卵から育てる完全養殖の新プロジェクトを始動させており、材料性を内包。16年3月期はプラントや金属関連が低調なほか、自動車がロシアの販売特需が一服することで、営業利益段階で6.8%減の1580億円を計画しているが、市場では増額余地がありとの見方もある。あすに4~6月期決算を控えている。また、信用倍率0.9倍台と売り長で需給妙味も。

 ヒガシトゥエンティワン<9029.T>=ストップ高。29日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算が、売上高46億4300万円(前年同期比7.7%増)、営業利益3億2200万円(同97.5%増)、純利益2億1800万円(同2.1倍)となり、9月中間期計画の営業利益2億6900万円を上回っていることから、業績上振れ期待が強まっているようだ。運送事業で大型の事務所移転作業があったことが寄与した。

 ハウスコム<3275.T>=後場一時ストップ高。6月16日につけた上場来高値1950円を上回った。同社はきょう午前11時30分に、16年3月期第1四半期(4~6月)の単独決算を発表。営業利益は1億100万円(前年同期比3.1倍)となり、上半期計画6000万円を超過した。営業収益は21億3700万円(同8.0%増)で着地。仲介手数料収入や周辺商品の取次料収入が増加したほか、一部の原状回復・リフォーム工事を内製化したことなどが寄与した。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。

 日本ゼオン<4205.T>=大幅続伸。野村証券は30日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「バイ」に引き上げた。目標株価は1300円から1500円に見直した。同証券では「7~9月期以降に国内自動車メーカーの国内生産回帰に伴う高付加価値な特殊ゴムの数量拡大が予想され、収益モメンタムの加速を市場が評価する局面になるだろう」と予想。また、中小型液晶向け「ZEONOR」フィルムの数量増加による利益拡大も評価している。同証券では16年3月期の連結営業利益を357億円(会社予想320億円)、17年3月期は372億円と予想している。

 日立マクセル<6810.T>=急反発。29日取引終了後に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は14億5000万円(前年同期比2.5倍)となり、上半期計画19億5000万円に対する進捗率は74.4%に達した。売上高は373億3500万円(同4.1%増)で着地。自動車向けの電池や光学部品および健康・理美容製品などが好調だった。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。

 アグロカネショウ<4955.T>=続急伸。29日の取引終了後、15年12月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の141億4800万円から140億600万円(前期比2.4%増)へ下方修正した一方、営業利益を同9億4600万円から18億3800万円(同18.9%減)へ、純利益を同6億3900万円から9億7700万円(同41.4%減)へ上方修正したことを好感した買いが入っている。国内向け土壌消毒剤の伸びが計画を下回っていることから売上高は下方修正するが、研究開発費のうち、既存剤にかかる費用の一部が計画に対して大幅に減少することから、利益面については上方修正したとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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