16年度上期に物価目標2%に達する
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日銀としては「名目賃金の緩やかな増加と個人消費の回復」が今後のインフレ上昇に繋がると考えているわけですが、一方で、黒田総裁は「4~6月期のGDPは前期比で大きく低下する」とも先の会合後の記者会見で述べています。仮に個人消費の回復が一過性で、賃金の伸びが今一つとなれば、黒田日銀は追加の緩和策に打って出ざるを得ないということになります。
因みに、本邦第二四半期GDP一次速報値は8月17日、二次速報値は9月8日となっています。内容次第で今年も10月のバズーカ発動となる可能性があるのかもしれません。