海外事業好調、円安の恩恵も受け、業績の上振れを期待
2015年3月期は売上が4.7%増の4895億600万円、営業利益が3.3%増の674億5600万円、純利益が12.8%増の384億7000万円。薬価・公定価改定の影響を吸収し、過去最高の営業利益を達成。主力の心臓血管が好調。特に海外カテーテル・ニューロ製品(ステント等)が二桁伸長。円安メリットも享受しています。
2016年3月期は売上が6.2%増の5200億円、営業利益が3.8%増の700億円、純利益が2.7%増の395億円を予想。しかし、海外事業が好調な様子である上、想定レートが1ドル=120円、1ユーロ=130円であるため(今期の営業利益の為替感応度はドルが1億円、ユーロが2億円)、業績の上触れが期待できると思います。
株価は200日移動平均線にサポートされて調整完了。これから第1四半期の決算発表に向けて期待できるのではないでしょうか。