堅調な業績拡大を評価
2015年3月期の業績は、経常利益が9.1%増の3兆2823億4300万円、経常利益が85.3%増の2083億900万円、当期純利益が22.9%増の542億7600万円、年間配当が60円から70円に増配となりました。
日本興亜損害保険株式会社の巨額な合併関連費用を特別損失に計上したものの、保険収入が大幅に伸長したことで増益を維持しました。
一方2016年通期予想は、経常利益が10.4%増の2300億円、当期純利益が194.8%増の1600億円、配当が10円増の80円に増配する方針としました。
また発行済株式総数の1.51%に当たる上限616万6666株、取得総額185億円を上限とした自社株取得枠を設定。増配に加え自社株買いで株主還元にも前向きなところも評価されます。