「モンスト」人気とどまらず業績拡大、業容拡大にも期待
2015年3月期の業績は、売上高が828.9%増の1129億1800万円、営業利益が10871.5%増の526億8600万円、経常利益が19877.3%増の527億600万円に伸びました。ROEが86.8%と高水準、売上高営業利益率が46.7%とかなり効率の良い営業となりました。
2016年3月期予想も強気で、売上高63.8%増の1850億円、営業利益及び経常利益が51.8%増の800億円、当期純利益が57.7%増の520億円としています。配当については、47円増の129円に大幅増配する方針です。海外においても、台湾・韓国・中国・香港・マカオと展開。2015年5月に全世界利用者数は3000万を突破しました。今後も「モンスターストライク」の利用者拡大で大幅増収を見込みます。
「モンスターストライク」は月商100億円超(2015年4半期で422億2700万円)の超大型タイトルですが、有名キャラクターとのコラボ企画や業容の転回を行うことで、さらなる事業拡大が見込まれます。実際、アニメ化やNINTENDO3DSでのゲーム化、書籍化などでの展開が決まっています。
5月21日には定款の一部変更が発表され、“新たに「ゲーム、映像、音楽等のコンテンツの企画、開発、製造、制作、販売及び配信」「玩具、遊戯用具の企画、設計、製造、販売及び輸出入業務」「娯楽機械の設計、製作、販売、輸出、輸入及び賃貸」「飲食店業」「芸能タレント、音楽家、スポーツ選手、音声・映像技術者等の育成及びマネジメント」「音楽著作権の管理及び音楽著作物の利用の開発」などを追加”
今後の業容拡大にも期待が寄せられます。