靴業界は安定成長継続、スニーカーの増大が牽引

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最新投稿日時:2015/05/11 14:32 - 「靴業界は安定成長継続、スニーカーの増大が牽引」(冨田康夫)

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靴業界は安定成長継続、スニーカーの増大が牽引

著者:冨田康夫
投稿:2015/05/11 14:32

安定成長を牽引する注目の企業一覧

ファーストリテイリング<9983>が運営するユニクロは、4月27日から全店で靴の発売をスタート。第1弾はスニーカー2種類(各5色)で価格はともに2990円(税抜き)。かつて「ユニクロシューズ」ブランドで靴を販売したが、売り上げが伸びず2011年8月に撤退した経緯があり、約4年ぶりの再参入となった。

国内の靴の市場規模は小売りベースで、国内生産分5000億円と輸入販売を含めて1兆3000億円程度で安定成長をみせている。最近は、健康志向の高まりなどから、ウォーキングやランニングなどスポーツシューズ含めたスニーカーの売れ行き好調が牽引役となっている。

エービーシー・マート<2670>は、訪日外国人客の需要について、「国内全店舗ベースでは訪日外国人向けの売上高はまだ2~3%程度。ただ、都心の原宿、新宿、池袋といった地域の店舗では20%程度に達しており増加傾向にある」(販売促進部)としている。また、同社の4月の既存店売上高は、前年同月比9.0%増と好調だった。

チヨダ<8185>の16年2月期は、出店40(前期39)、退店30(同50)を計画。消費増税影響一巡で既存店回復軌道に。強みの低価格帯の品ぞろえを再強化し客数が下げ止まる。大型専門店「シュープラザ」ではスニーカーブランドを強化する。

アキレス<5142>の高機能スーパークッション「ソルボ」を搭載した「アキレス・ソルボ」は、紳士・婦人向けともに、新製品が好調に推移している。東邦レマック<7422>は、ブーム到来でスニーカーは伸びるものの、値引き販売抑制で主力の婦人・紳士靴が数量伸び悩む。ただ円安による仕入れ値上昇を好採算のPB比率拡大で補う。

◆主な靴関連銘柄
銘柄(コード)     PER     株価
ABCマート<2670>  19.1    6570
アキレス<5142>    16.7     154
東邦レマック<7422>  26.8     540
チヨダ<8185>     19.6    2595
ファーストリテ<9983> 40.0  4万7105
※株価は7日終値(単位:倍、円)
冨田康夫
株経ONLINE:編集長
配信元: 達人の予想

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