スマートフォン普及の恩恵受け、業績が堅調に拡大
2015年第1-3四半期までの業績は、売上が8.0%増の242億5000万円、営業利益が15.9%増の38億8600万円、経常利益が16.0%増の39億300万円、当期純利益は、28.2%増の24億9200万円と増収増益となっています。
スマートフォンの普及により2014年末のサイト訪問者のユニークユーザー数は23.8%増の5200万人、登録ユーザー数は11.8%増の1267万人と大幅に伸長。ネット企業は総じてそうだが、売上の伸びるところでは運営コストの伸びが一定のために売上以上に利益が大きく伸びる傾向があり、当面は高い利益成長が続く期待できます。有利利子負債ゼロでROEが19%と高く、大化け銘柄の基礎条件を備えている点も高評価。
2015年1月19日には外国語版をリニューアルもプラス。2020年には訪日外国人が2000万人へ拡大すると見られる中、約7割の訪日外国人が「日本食」に高い期待を持っており、約8割の飲食店が外国人客受入れに前向きとのデータがあり、隠れたインバウンド銘柄としての期待も。
通期予想は、売上高が8.1%増の330億円、営業利益が20.5%増の50億円、経常利益が20.0%増の50億円、そして純利益が23.9%増の30億円となっており、大幅増益となっています。また同社は配当性向40%程度を基準とし、継続的な利益配分に取り組んでいる点も評価できます。