スマートフォン普及の追い風受ける
スマートフォンの普及で追い風。同社の有料会員数は2014年末で786万人ですが、中でもスマートフォン有料会員数は552万人となり、これは2014年9月比で+12万人となります。同社のようなコンテンツ企業は売上の拡大期に入ると、コストが売上の伸びに比べて増えにくいため利益率は拡大していく傾向があり、現在の事業環境は非常に良好だと思います。
直近ではヘルスケアサービス事業を営む持ち分法適用関連会社、電子お薬手帳の開発・運営を行う企業の連結子会社化、課金・決済サービスの提供企業の吸収合併など、事業拡大に大変意欲的です。
2015年9月期第1四半期の業績は売上が9.5%増の82億900万円、営業利益が46.7%増の13億3300万円、経常利益が51.1%増の13億1500万円、純利益が78.8%増の7億6100万円と大幅増益です。
これに対して、通期業績予想は売上が9.7%増の340億円、営業利益が64.2%増の42億円、経常利益が63.5%増の41億2000万円、純利益が69.7%増の22億7000万円。第1四半期の純利益を見ると業績が上振れる可能性もあると思います。