堅調な業績推移を評価
2015年第1-3四半期までの業績は、売上が20.8%増の191億9200万円、営業利益が41.7%増の52億9800万円、経常利益が45.2%増の56.億9100万円、当期純利益は、48.0%増の36億5900万円と大幅な増収増益となりました。
中国のエレクトロニクス産業における自動化・省力化を目的とした設備投資が旺盛だったことから受注が好調です。
スマートフォンの製造工程で使用される小型産業用ロボット向けが大幅に増加したこと、金属工作機械向け石油掘削装置向けも好調だったことが収益拡大に貢献しました。
一方、通期予想は、売上高が23.3%増の260億円、営業利益が57.5%増の73億5000万円、経常利益が60.3%増の77億3000万円、そして純利益が63.7%増の49億円となっており、大幅増益となっています。また配当は1:3の株式分割後で7円とし、増配予想となっています。また自己資本比率が75.4%と高財務体質であることも評価できます。