ＩＴＨＤ、ＳＣＳＫなど高い、マイナンバー関連の物色人気に広がり

　ＩＴホールディングス<3626.T>、ＳＣＳＫ<9719.T>、オービックビジネスコンサルタント<4733.T>、ＤＴＳ<9682.T>などマイナンバー関連が軒並み高い。国民一人ひとりに１２ケタの番号を割り振り、年金や医療、納税などの効率的管理を図るマイナンバー制度が来年１月に開始され、それに伴いビジネス特需が見込まれるＩＴサービス関連株に注目が集まっている。システム対応に伴う市場規模としては向こう５年間で２．５～３兆円に達すると試算されている。そのなか、独立系大手で富山を地盤に自治体のシステム構築で強みを持つＩＴＨＤや、金融機関に強く、顧客の税対応のシステム投資で特需が期待されるＳＣＳＫ、パッケージソフトの買い替えやカスタマイズで収益機会が膨らむＯＢＣなど物色対象に広がりが出ている。

ＩＴＨＤの株価は１０時１５分現在２１９２円（△２８円）
ＳＣＳＫの株価は１０時１５分現在３４００円（△９０円）
ＯＢＣの株価は１０時１５分現在４１６０円（△１３０円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）