あす(5日)の株式相場見通し=自律的な反発に期待、日銀などの買いが下支え
あす(5日)の東京株式市場は、続落の後だけに自律的な買いも予想され、日経平均株価は反発となりそうだ。
4日の東京株式市場で日経平均株価は続落。前日の欧米株式市場の下落や、騰落レシオなどのテクニカル指標による高値警戒感から、一時下げ幅は220円を超える場面もあった。ただ、日銀による上場投資信託(ETF)買いや、公的年金などの日本株買いへの期待感は根強く、後場は下げ渋り、終値は前日比111円56銭安の1万8703円60銭となった。これにより、サポートラインとされてきた5日移動平均線(1万8785円=4日)を2月5日以来約1カ月ぶりに下回った。
市場関係者からは「111円安と100円を超える下落幅となったのは、2月5日の174円安以来約1カ月ぶり。この1カ月間は小幅な下げにとどまり、強調地合いが続いていたことになる。また、昨年末の12月29日から今年初の1月6日の4日連続安以降、今年になって、まだ3日続落はない」との見方が出ていた。
日程面では、2月の車名別新車販売台数に注目。海外では、中国で全国人民代表大会(全人代)がスタート、ECB理事会(ドラギ総裁会見)、FRBによる大手銀行のストレステスト(健全性審査)の結果発表が焦点に。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
4日の東京株式市場で日経平均株価は続落。前日の欧米株式市場の下落や、騰落レシオなどのテクニカル指標による高値警戒感から、一時下げ幅は220円を超える場面もあった。ただ、日銀による上場投資信託(ETF)買いや、公的年金などの日本株買いへの期待感は根強く、後場は下げ渋り、終値は前日比111円56銭安の1万8703円60銭となった。これにより、サポートラインとされてきた5日移動平均線(1万8785円=4日)を2月5日以来約1カ月ぶりに下回った。
市場関係者からは「111円安と100円を超える下落幅となったのは、2月5日の174円安以来約1カ月ぶり。この1カ月間は小幅な下げにとどまり、強調地合いが続いていたことになる。また、昨年末の12月29日から今年初の1月6日の4日連続安以降、今年になって、まだ3日続落はない」との見方が出ていた。
日程面では、2月の車名別新車販売台数に注目。海外では、中国で全国人民代表大会(全人代)がスタート、ECB理事会(ドラギ総裁会見)、FRBによる大手銀行のストレステスト(健全性審査)の結果発表が焦点に。
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