【買い】（3392）デリカフーズ 食品効能表示幅広く 国策関連銘柄はコレ！？

日経新聞半歩先読み

食品効能表示幅広く　日経新聞　総合2　3面

健康に与える効能について、事業者が科学的根拠を届け出れば表示できる「機能性食品表示制度」は4月から始まるとの記事です。3日に政府で閣議決定されています。コレは、アベノミクス成長戦略の一環として検討されていたものですが、実現化したものです。
この施策によって、追い風となりそうなのが、業務用の八百屋さんのデリカフーズです。
外食・中食・コンビニエンス産業に日本全国・365日、新鮮な野菜とカット野菜を届けています。厳選された契約農家から野菜を仕入れ、加工、物流を自社で行っています。大きな強みは、野菜の研究・開発部門を持ち、ありとあらゆる野菜のビックデータを保有していることです。「機能性食品表示制度」では、科学的な根拠を示す必要があります。同社では野菜のビッグデータを元に、野菜の機能を抗酸化力（体の老化をくいとめる）、免疫力（体の異常を監視して体を守る）、解毒力（体の中からいらない物を出す）、酵素力（すべての細胞の代謝に係わる）で分類し、数値化することが出来ます。今後、生鮮野菜の機能性表示を行う場合、同社の保有する野菜のビックデータが必要不可欠でしょう。外食産業などは、野菜の機能性表示のために、キチンと科学的なデータを持つ同社からの仕入れを増やす可能性があります。

（3392） デリカフーズ　(東証１部) 1,078円 前日比　 -15 (-1.37%) [売買単位：100株]

今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。