原油価格下落の恩恵受ける
原油価格の下落によって燃料がコストの大きな割合を占める航空会社は原油価格の急落によって多大な恩恵を享受出来ます。利益が積み上がれば投資も容易になります。世界的に見ると新興国の成長と格安航空会社(LLC)の台頭により航空機需要は拡大し続けていますが、航空会社の利益が積み上がることで、今後さらなる投資拡大が見込まれるところです。
加えて言えば、海外売上が約8割を占め、主力はボーイング社ですから、ドルに対する円安の追い風を受けることが出来ます。
2015年3月期第1-3四半期の業績は売上が24.2%増の543億2300万円、営業利益が110.5%増の52億4200万円、経常利益が119.1%増の66億6800万円、純利益が154.2%増の44億9400万円。これに対して通期の業績予想は売上が21.1%増の786億円、営業利益が39.9%増の60億円、経常利益が56.4%増の71億円、純利益が72.7%増の47億円であり、第3四半期までの進捗率を考えれば業績の上振れの可能性が高いと思います。