★お年玉銘柄狙い★ 三光合成(7888) 決算発表前に「金の卵」を抱えた出遅れ銘柄を仕込む

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最新投稿日時:2014/12/26 08:59 - 「★お年玉銘柄狙い★ 三光合成(7888) 決算発表前に「金の卵」を抱えた出遅れ銘柄を仕込む」(本村健)

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★お年玉銘柄狙い★ 三光合成(7888) 決算発表前に「金の卵」を抱えた出遅れ銘柄を仕込む

著者:本村健
投稿:2014/12/26 08:59

新金型で外販が活発化。収益力アップには、まさに「金の卵」

■今回の注目銘柄■

三光合成(7888)

工業用プラスチック成形品や成形用金型の大手メーカーであり、富山県での合成樹脂製造を起源とする同社。

同社は自動車、情報・通信機器向けプラスチック製精密工業部品のリーディングカンパニーとして不動の地位を築いてきたが、今回注目すべきは「金型」の大成長だろう。

「金型」とは工業製品の部品をプレス加工の様な塑性加工や射出成型などにより製造
するための型の事で、製造業での製品外観の優劣や品質・性能または、生産性を左右する重要な要素であり、いわば「モノの良しあし」は金型で決まるといっても決して過言では無い。

このため、ドイツなどでは「金型は生産工学の王」と言われるほどで、「金は金(カネ)を生む」のだ。

3Dプリンターを使った金型製作は政府も「ものづくりの切り札」として積極的に支援しており、は2014年度補正予算案の柱となる経済対策に中小企業の設備投資を促す「ものづくり補助金」を盛り込んでおり、予算規模は13年度度補正で措置した1000億円規模は確保される見通しとなっている。

同社はこれまでも金型を自社生産し、外販もしてきたが今年光造形を用いコスト・時間を3割減らし、熱で変形しにくい「高機能の金型開発に成功」し製作・外販を開始している。

この金型は自社製品に有利に働くだけでは無く、今回はとりわけ「外販が凄い利益を生み出す」事が想定される。

この画期的な出来事が表面化して以来、「新金型」に対する引き合いは急増しており、2015年5月期の第1四半期の外販は「14億6300万円(前年同期比76.1%増)」と大きく伸び「売上比率も12.7%」と、今後の収益力アップにはまさに「金の卵」と成り得るだろう。

11月中間決算は「年明けの1月8日」と迫っており、今5月期は総売上高450億円(前期比4%増)、経常利益18億円(同15.4%増)で一株利益は57.3円予想で増配予定。

株価は400円近辺で年初来高値を更新しつつもまだ、PER7倍台・PBRも1倍割れと「割安放置」されている他、素材革命ともいえる「炭素繊維がらみの材料」や「為替差益」などの追い風も考えれば「当面の株価は少なくとも600円以上」はあってもおかしくないとみている。

お年玉銘柄にふさわしい「金の卵」を抱え、1月8日の決算発表を機に「株価上昇に拍車」が掛かる期待値は高い事から、今後の動向に注目しておきたい。

本村
本村健
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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