日軽金HDが大幅高で新値目前、自動車軽量化でアルミの存在感高まる
日本軽金属ホールディングス<5703.T>が大幅続伸、一時前日比12円高の180円まで買われ、7月31日につけた年初来高値181円払拭を目前にとらえている。燃料規制の厳格化を背景とした“燃費向上”をキーワードに世界的に自動車の車体軽量化への動きが強まっており、自動車メーカー各社も同テーマに積極的に取り組んでいる。自動車に使われる原材料も大きく変容のプロセスをたどっているが、そのなか軽量素材として有力視されるのはアルミニウムだ。アルミは鉄や銅の約3分の1の低比重であり、外板材として採用の動きが強まっている。そうしたなか、トヨタ自動車<7203.T>が2017年から高級車を中心にボンネットやバンパー、ドアなどの素材としてアルミニウムの採用を増やす方針にあることが日本経済新聞などで報じられたことで、アルミ関連銘柄の株価を強く刺激する格好となった。
日軽金の株価は10時43分現在178円(△10円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日軽金の株価は10時43分現在178円(△10円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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1,560.0
(02/27)
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+18.0
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