鋳鉄管に短期資金集結、災害対策として水道管更新が焦眉の急
日本鋳鉄管<5612.T>が商いを膨らませ動意をみせている。上下水道向け鋳鉄管が主力だが、安倍政権が掲げる「国土強靭化」関連で活躍余地が高まっている。「集中豪雨対策が相場テーマとして意識されるなか、水道管関連の最右翼銘柄としてきょうは10時過ぎに買い仕掛け的な動きが観測」(市場関係者)され、物色人気に火が付いたようだ。集中豪雨は老朽化した水道管破裂をもたらし、その対策も焦眉の急となっている。同社が手掛けるダクタイル鋳鉄管は衝撃性や耐食性、耐震性に優れ、鋼管と比べて価格面でも優位性がある。同社も国策の流れを視野に耐震管に注力姿勢をみせている。足もとの受注は会社側の想定を下回っているもようだが、危機意識の高まりを背景に今後は政策恩恵に乗って急速に需要を取り込む可能性がある。
鋳鉄管の株価は11時30分現在247円(△11円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
鋳鉄管の株価は11時30分現在247円(△11円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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