菱化工機が急動意、水素ステーションのエンジニアリングで思惑再燃
三菱化工機<6331.T>が再動意、一時前日比36円高の496円まで買われた。同社は6月に特定資金攻勢の思惑を背に急速人気化、株価を初動から3倍化させる大相場を演じたがここ最近は400円台半ばでもみ合う動きをみせていた。しかし、トヨタの積極姿勢により燃料電池車(FVC)の年度内の市販が決まるなか、これに合わせ燃料となる水素価格の引き下げに向けた動きが加速しているとの報道が物色資金を再び誘導している。政府が掲げる2020年にFVCの燃料価格を現在比半値近くに下げるという方針は、水素ステーションのエンジニアリングで業界を先駆する同社にビジネスチャンスの拡大として意識される。
菱化工機の株価は11時22分現在482円(△22円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
菱化工機の株価は11時22分現在482円(△22円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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