公募割れなら押し目買いしたい
ムゲンエステート (3299)
■注目理由
同社は、不動産買取再販事業や不動産賃貸事業を手がけています。18日に東証マザーズに新規上場します。
18日の株価は、初値を割った場合には、買いで入りたいと判断しました。
同社の公開価格は1200円です。同業他社のPERが約10倍程度で、同社の今期1株利益が133円であることを考慮すると、公開価格1200円は適正水準であると考えます。直近IPOである「ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング(7169)」は、公開価格3320円に対して、初値が3065円と公募割れしています。しかし、その後は、買戻しが入り、上場初日は陽線で引けています。IPO銘柄は、直近のIPO銘柄の流れを引き継ぐ傾向にあり、同社も初値割れする可能性があるでしょう。しかし、初値を割った場合には、割安感から買戻しが入り、陽線で引ける期待が持てるでしょう。
同銘柄に関しては、公募価格割れをした場合には、買いで入りたいと判断しました。また、仮に公開価格よりも大きくプラスで初値がついた場合には、セカンダリーでの買いは控えたいと考えます。