そろそろ、強弱の決着が付くか?
ウクライナの大統領選挙を25日に控え、来週にはメモリアルデー(戦没者追悼記念日)に伴う休場が控えており、週末にかけてポジション調整が進みやすい地合いではあるが、火星の逆光期間(3月2日~5月20日)は終了し、ウクライナ新政権とロシアとの話し合い開始など地政学リスクに一服感が出て、6月~7月にかけてのTPP交渉の妥結期待などがあれば、リスクオン相場復活シナリオも浮上するかもしれない。
CFTC建玉明細の大口投機玉動向を見ても、円売りポジションの解消は、かなり進んでいる。200日移動平均線の下値支持感が、PMI、ウクライナ選挙などを経て確認されれば、戻りの限度を試す展開へ、反対に雲のねじれの時間帯に年初来安値を更新するなら、100円割れを試すようなイメージ。引き続き、ドル円との逆相関のNY金もレンジを継続しており、ドル円の放れは、NY金の放れとのダブルチェックで確認したい。