明和産が反落、15年3月期最終利益17.8%減益見通し
明和産業<8103.T>が反落。同社が15日発表した15年3月期の業績予想は、売上高が前期比7.5%増の1500億円、営業利益が同9.4%減の25億円、最終利益が同17.8%減の20億円を見込んでおり、増収見通しながら利益面で減少する見通しであることが嫌気されている。売上高段階では中国での潤滑油類の需要が伸びるほか、合成樹脂・建材が国内景気回復を背景に増加する見込み。一方、末端製品市場での競合激化による採算悪化や中国やベトナムでの賃金や物価上昇に伴うコスト増が、利益面で押し下げ要因となる見通しだ。なお、14年3月期の連結決算は売上高が前の期比6.4%増の1395億5100万円、営業利益が同30.2%増の27億5700万円、最終利益が同44.6%増の24億3300万円だった。
明和産の株価は9時29分現在423円(▼27円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
明和産の株価は9時29分現在423円(▼27円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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