増税前の駆け込み需要もあり消費意欲は例年以上
例年、賃貸受託仲介や引っ越し、家電・家具、スーツなどの衣料品に引き合いが増える。
さらに、今春は消費税率が引き上げられることから駆け込み需要も見込まれ、消費意欲が例年以上に強まっているという。
博報堂生活総研がまとめた「生活インデックスレポート・消費動向編」によると、3月の消費意欲指数は53.8点と2月から5.2ポイントの大幅な上昇になり、前年同月と比べても3.5ポイント上昇した。
3月は新生活に向けた準備で消費意欲が高まる時期で、前年も前月比5.1ポイントの大幅上昇になったが、今年は前年の指数をさらに3.5ポイント上回ったとしている。
背景はやはり4月からの消費税増税の影響で、約4人に1人が増税前に駆け込みで消費する意向を示しており、高額消費の傾向もうかがえるという。
消費意欲指数の伸びを性別で見みると、男性のプラス2.0ポイントに対して、女性はプラス8.5ポイントと大きい。
また、駆け込み消費の意向を示した人は男性16%に対して、女性は約2倍の32%に達した。
以下、新生活に関連した需要が期待される銘柄をピックアップした。