<8月28日予想>買い手控えムード続く、地政学的リスクが重荷に
27日の東京株式市場は、後場寄り付き直後にプラス圏に戻す場面もあったが、後半は再び売りに押され、日経平均株価終値は前日比93円安の1万3542円と続落。東証1部の売買代金は12日連続で2兆円台を割り込んだ。
市場関係者は「当面は心理的なフシ目でもある日経平均1万3300円台を割り込むかどうかに関心が集まっている。この水準を下回ると、これまで辛抱してきた個人投資家などから見切り売りが出やすい状況になる。その鍵を握るのは、NYダウ平均株価と円相場の動向」としている。