CANBASが「CBP501」の非小細胞肺がんを対象とする臨床第2相試験の結果を発表
キャンバス<4575.T>がこの日の取引終了後、同社が開発中の抗がん剤候補化合物「CBP501」の非小細胞肺がんを対象とする臨床第2相試験について、主要評価項目の一つ「無増悪生存期間」では統計的な有意差は得られなかったが、重要な副次的評価項目である「全生存期間」においては顕著な効果が示唆されたと発表した。同試験は、化学療法歴のない局所進行および転移性の非小細胞肺がん(扁平上皮がんを除く)の患者を対象に、標準療法(シスプラチン・ペメトレキセド)と、「CBP501」を併用投与したCBP501併用群(シスプラチン・ペメトレキセド・CBP501)を比較する、第2相の無作為化比較試験。同社では、今回の試験において得られた結果を踏まえ、「CBP501」の有効性と安全性を検証する第3相臨床試験の実施に向けて、準備を進めるとしている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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