東京株式(寄り付き)=反発、米株高、為替円高一服で買い戻し
17日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比109円高の1万3330円と4日ぶりに反発して始まった。前日の米国株市場ではNYダウが157ドル高と反発、ボストンマラソンの爆発テロの影響を織り込み、切り返しに転じているほか、為替市場でも1ドル=97円台後半と円高傾向が一服していることから主力株中心に買い戻す動きが優勢だ。前日まで日経平均は3日間で330円弱の調整を入れており、値ごろ感からの押し目買いも入りやすい水準だった。日銀のETF買いへの期待から下値に対して安心感があるほか、「量的・質的緩和」導入を背景とした大規模な追加緩和によるリスク資産への資金流入思惑が、引き続き全体市場の先高期待を引き出している。業種別にはほぼ全面高の様相で、値上がり上位業種は電力ガス、その他金融、輸送用機器、精密機器、保険、銀行など。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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