<私の相場観>=国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏
NYダウは3月5日に最高値を更新した。過去の高値である07年10月の先進国の株価水準と現在の株価水準を比較すると、FT(英)は6730ポイントからマイナス4%、DAX(独)は8040ポイントからマイナス2%だが、日経平均は1万7100円からマイナス43%となっており、いかに出遅れているかが伺える。
またリーマン・ショック後の安値からの上昇率を比較すると、NYダウは117%、FTは83%、DAXは114%の上昇に対し、日経平均は69%の上昇にとどまっており、この状況からも、割安は明白。
当面、NYダウが目標としていた史上最高値を更新したことで、マーケット参加者は、いつ株式市場が調整段階を迎えるのか、注意する必要がある。現在、ワールドマーケットにおける商品市場、為替市場、債券市場において、株価上昇を妨げる異常現象が起きつつあり株価は、いずれ必ず下降局面を迎える。
その「変化」を察知するには、テクニカル分析において、NYダウおよび日経平均の「25日移動平均線」を注意深く観察することが必要だ。グランビルの法則では、NYダウおよび日経平均の25日移動平均線は、現在、上昇曲線を描き上昇相場を支持しているが、いずれ横ばいから下降曲線へ「変化」するはず。その時点から調整相場へ入る可能性が高くなるだろう。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
またリーマン・ショック後の安値からの上昇率を比較すると、NYダウは117%、FTは83%、DAXは114%の上昇に対し、日経平均は69%の上昇にとどまっており、この状況からも、割安は明白。
当面、NYダウが目標としていた史上最高値を更新したことで、マーケット参加者は、いつ株式市場が調整段階を迎えるのか、注意する必要がある。現在、ワールドマーケットにおける商品市場、為替市場、債券市場において、株価上昇を妨げる異常現象が起きつつあり株価は、いずれ必ず下降局面を迎える。
その「変化」を察知するには、テクニカル分析において、NYダウおよび日経平均の「25日移動平均線」を注意深く観察することが必要だ。グランビルの法則では、NYダウおよび日経平均の25日移動平均線は、現在、上昇曲線を描き上昇相場を支持しているが、いずれ横ばいから下降曲線へ「変化」するはず。その時点から調整相場へ入る可能性が高くなるだろう。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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