<話題の焦点>=「CX-5」快走で注目、ディーゼルエンジン車の普及加速へ
先日、マツダ<7261.T>が13年3月期業績予想の上方修正を発表したが、為替の影響と並んで同社の業績を押し上げたのが、昨年2月に発売した新型SUV(スポーツ用多目的車)「CX-5」の好調だ。自動車業界では今、同車のようなディーゼルエンジン搭載車が普及期を迎えている。
ディーゼルエンジン車といえば、かつては窒素酸化物を撒き散らす〝環境負荷の高い車〟のイメージがあった。しかし、DPF(排気ガス中の粒子状物質を軽減させるフィルター)や、クリーンディーゼル車の登場によってこうしたイメージは払拭されている。
その一方で、走行性能が悪いとのイメージは残ったままだったが、これを払拭したのが「CX―5」だ。「CX-5」は国内のSUVとしては最高の燃費性能を達成しながら、ガソリンエンジン車並みの走行性能を実現。これが販売好調の背景にある。
これに刺激される形で、三菱自動車<7211.T>では「パジェロ」のみで発売されていたディーゼルエンジン車に加えて12月に「デリカD5」のクリーンディーゼル車を追加発売している。今後クリーンディーゼル車の普及は加速するとみられ、関連銘柄には注目しておきたい。
◆主なディーゼルエンジン車の関連銘柄
●完成車メーカー(ディーゼルエンジンン搭載の乗用車を展開)
日産自動車<7201.T> 「エクストレイル」にクリーンディーゼルを搭載
三菱自動車<7211.T> ミニバン「デリカD5」のディーゼル仕様を1月に発売
マツダ<7261.T> 「CR-5」は昨年2月から12月までで3万5000台強を販売
●DPFその他部品関連
イビデン<4062.T> SiC(炭化ケイ素)製DPFが広く採用されている
日本ガイシ<5333.T> SiC製DPFが欧州や日本のメーカーで採用
ニチダイ<6467.OS> ディーゼルエンジン車に搭載されるターボチャージャーに強み
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ディーゼルエンジン車といえば、かつては窒素酸化物を撒き散らす〝環境負荷の高い車〟のイメージがあった。しかし、DPF(排気ガス中の粒子状物質を軽減させるフィルター)や、クリーンディーゼル車の登場によってこうしたイメージは払拭されている。
その一方で、走行性能が悪いとのイメージは残ったままだったが、これを払拭したのが「CX―5」だ。「CX-5」は国内のSUVとしては最高の燃費性能を達成しながら、ガソリンエンジン車並みの走行性能を実現。これが販売好調の背景にある。
これに刺激される形で、三菱自動車<7211.T>では「パジェロ」のみで発売されていたディーゼルエンジン車に加えて12月に「デリカD5」のクリーンディーゼル車を追加発売している。今後クリーンディーゼル車の普及は加速するとみられ、関連銘柄には注目しておきたい。
◆主なディーゼルエンジン車の関連銘柄
●完成車メーカー(ディーゼルエンジンン搭載の乗用車を展開)
日産自動車<7201.T> 「エクストレイル」にクリーンディーゼルを搭載
三菱自動車<7211.T> ミニバン「デリカD5」のディーゼル仕様を1月に発売
マツダ<7261.T> 「CR-5」は昨年2月から12月までで3万5000台強を販売
●DPFその他部品関連
イビデン<4062.T> SiC(炭化ケイ素)製DPFが広く採用されている
日本ガイシ<5333.T> SiC製DPFが欧州や日本のメーカーで採用
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