あす(18日)の株式相場見通し=手掛かり材料難で一服、騰落レシオ140%で過熱感も
あす(18日)の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、利益確定売りが優勢となり日経平均株価は、一服場面となりそうだ。16日の衆院選は自民・公明の与党で衆院議席の3分の2を確保するという、予想を上回る自民党の圧勝となった。これを受け、17日の市場で日経平均株価は一時、4月4日以来約8カ月半ぶりに9900円台に乗せる場面もあり、1万円大台を射程圏に捉えてきた。東証1部の売買高は28億5262万株、売買代金は1兆5343億円と膨らんだ。
しかし、テクニカル指標では、騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)が140.40%と、過熱のメドとされる120%を大きく上回っており、いつ調整を入れてもおかしくない状態となっている。18日は、19日からの日銀金融政策決定会合を目前にして、手控えムードが強まるものとみられる。
日程面では、米アマゾン・コムが日本で、タブレット型多機能端末「キンドル・ファイアHD」を発売する。海外では、米12月NAHB(全米住宅建設業者協会)住宅市場指数に注目。
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