世界の株式市場は悪材料出尽くしで強い展開を予想
年末年始は急騰し、1月は調整していましたが再び好決算観測をきっかけにして先日500円台の大台にのっけてきました。2月も金融緩和や政策期待強く、引き続き要注目。
金融緩和や政策期待への高まりから銀行株は戻り歩調を強めましたが、売り圧力が強く上値は重い状況が続いていました。しかし全体の上昇につられさすがに上昇。配当利回りも2.39%と、一時期の4%の時に比べるとさすがに株高で魅力は薄くなってきてはいます。しかし、配当の権利がつく3月期末も近づいており配当取りの動きもあり、魅力。
世界的に日系金融機関の競争力は高まっており、2/1に発表される第三四半期の決算も要注目。株の評価損も中間期で計上済みで少なくとも悪い材料にはならなそう。東南アジアへの進出も露わにし成長期待もあり、世界的な金融緩和ももちろん追い風。100株5万円程度で購入できるため本当の株初心者にはオススメ。
ただ、資金効率を考えると銀行株では勿体無い面も....。このような主力大型株がどんどん上昇するような相場全体のボリューム感が今後も引き続き出てくるかどうか?
銀行株で売り買いする限り現状の値動きでは10%20%の利益を取るのがやっと。ここ数か月で株価8倍になったガンホーなど値動きの軽い銘柄の上昇率に比べて数%の上下でいったりきたりの銀行株。
世界的な金融緩和協調の流れが決まり、大化け銘柄による値幅取りと堅実投資、両面を睨むのが正解か?
先進諸国のバブルの清算は大詰め段階。日本は2003年、米国は2008年10月、欧州は2012年10月?世界的な金融緩和と政治がこれから変わっていく時期に突入。スペイン、イタリアの国債買い入れ策など、欧州危機を乗り越えるための施策も危機脱出に効きはじめており、欧州のバブルの清算は既に峠を越した?
日本の銀行はいち早くバブルの精算を経験しており、世界的な優位性高まる。調整一巡から引き続き強い展開を予想。