*20:01JST ティラド---3Qは大幅増益で通期予想を上方修正、北米の黒字化や国内での受注拡大が寄与
株式会社ティラド<7236>は2月2日、2026年3月期第3四半期(25年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%増の1,180.82億円、営業利益が同168.2%増の83.28億円、経常利益が同124.0%増の92.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同493.9%増の68.69億円となった。国内での売上伸長に加え、北米の劇的な収益改善やアセアン事業の増益などが大幅増益に寄与した。
今期の象徴的な成果は、7期連続で赤字が続いていた北米事業の黒字化転換である。約2年前より進めてきた、製品の前半工程を日本やアセアンで行い、最終工程を米国で担う新生産体制へのシフトが結実した。また、米国関税の影響についても、年間見込み額13億円のうち約10億円の価格転嫁が既に妥結済みとなっており、コスト構造の健全化が急進している。
次なる成長の柱として、戦略商品「多機能ラジエータ(多機能RAD)」の受注も加速している。大手自動車メーカーからの大型受注獲得は、同社の技術力が改めて評価された画期的な成果といえる。中国市場では日系OEMの苦戦という逆風があるものの、多機能RADについては他OEMからも受注を確保しており、顧客基盤の多角化が進展している。中国での受注は既に12万台が決定し、今後は40万台規模を見込む。また、米国での受注も既に23万台が決定している。これら新製品の需要増に対応するため、米国では10~40億円規模、国内では50〜80億円規模の製造拠点の純増を目的とした拡充を検討中である。
2026年3月期通期については、連結業績予想の上方修正を発表した 。売上高が前期比0.5%増(前回予想比3.9%増)の1,600.00億円、営業利益が同49.0%増(同23.9%増)の109.00億円を見込んでいる。配当は前回予想を据え置き、年間320円(中間160円、期末160円)を予定しており、ROE15%以上の安定的達成に向けた資本効率の追求を鮮明にしている。
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今期の象徴的な成果は、7期連続で赤字が続いていた北米事業の黒字化転換である。約2年前より進めてきた、製品の前半工程を日本やアセアンで行い、最終工程を米国で担う新生産体制へのシフトが結実した。また、米国関税の影響についても、年間見込み額13億円のうち約10億円の価格転嫁が既に妥結済みとなっており、コスト構造の健全化が急進している。
次なる成長の柱として、戦略商品「多機能ラジエータ(多機能RAD)」の受注も加速している。大手自動車メーカーからの大型受注獲得は、同社の技術力が改めて評価された画期的な成果といえる。中国市場では日系OEMの苦戦という逆風があるものの、多機能RADについては他OEMからも受注を確保しており、顧客基盤の多角化が進展している。中国での受注は既に12万台が決定し、今後は40万台規模を見込む。また、米国での受注も既に23万台が決定している。これら新製品の需要増に対応するため、米国では10~40億円規模、国内では50〜80億円規模の製造拠点の純増を目的とした拡充を検討中である。
2026年3月期通期については、連結業績予想の上方修正を発表した 。売上高が前期比0.5%増(前回予想比3.9%増)の1,600.00億円、営業利益が同49.0%増(同23.9%増)の109.00億円を見込んでいる。配当は前回予想を据え置き、年間320円(中間160円、期末160円)を予定しており、ROE15%以上の安定的達成に向けた資本効率の追求を鮮明にしている。
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