株価指数先物【寄り前】 +2σ水準では強弱感が対立しやすい
配信元:株探
投稿:2026/02/16 08:03
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 57610 +620 (+1.08%)
TOPIX先物 3861.5 +37.5 (+0.98%)
シカゴ日経平均先物 57600 +610
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
13日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。1月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ期待が高まったことが買いを誘う形になった。また、半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ
S&P500業種別指数は公益事業、耐久消費財・アパレル、ヘルスケア機器・サービスが上昇した半面、消費者サービス、テクノロジー・ハード・機器、半導体・同製造装置の弱さが目立った。NYダウ構成銘柄ではナイキ
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は大阪比610円高の5万7600円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比160円高の5万7150円で始まった。直後につけた5万6960円を安値にロング優勢となり、5万7100円から5万7500円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後に5万7030円をつける場面もみられたが下へのバイアスは強まらず、終盤にかけて切り返し5万7700円まで買われた。引けにかけては持ち高調整で弱含む場面もみられたが、日中比620円高の5万7610円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。13日の日中取引で割り込んだボリンジャーバンドの+2σ(5万7430円)を上回ってきたことで、+3σ(5万8990円)とのレンジが続くかを見極めたいところである。+2σ水準では強弱感が対立しやすいほか、週足の+2σは5万7680円、+3σが6万0200円に位置しており、週足の+2σ水準でも強弱感が対立しやすいとみられる。
16日の米国市場は祝日のため、海外投資家のフローは限られている。買い先行で始まった後はスキャルピング中心のトレードになりやすく、+2σ割れから短期的なショートが入る場面では、その後のリバウンドを狙ったロングスタンスとなりそうだ。
13日の米VIX指数は20.60(12日は20.82)に低下した。一時22.40まで上昇し+2σ(20.94)を捉えた後に下げに転じている。ただ、25日移動平均線(17.48)、75日線(17.31)、200日線(17.26)が支持線として意識されるなかで20.00を上回って推移するようだと、市場心理をやや神経質にさせそうである。
先週末のNT倍率は先物中心限月で14.90倍(12日は14.85倍)に上昇した。14.72倍まで低下する場面もみられたが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が買い戻されたこともあり、その後上昇に転じている。アプライド・マテリアルズの上昇を手掛かりに日経平均型優位の展開になりそうだが、足もとでは15.00倍水準で上値を抑えられているため、明確に上抜けてくるまではNTロングでのスプレッド狙いも難しくさせよう。
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