丹青社、今期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　丹青社 <9743> [東証Ｐ] が12月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の78.5億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の76億円→86億円(前期は53.1億円)に13.2％上方修正し、増益率が43.0％増→61.8％増に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.3億円→29.3億円(前年同期は32.8億円)に51.8％増額し、減益率が41.2％減→10.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→72円(前期は45円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.8％増の21.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.1％→8.7％に改善した。

株探ニュース