大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 50920 +720 (+1.43%)
TOPIX先物 3407.0 +39.5 (+1.17%)
シカゴ日経平均先物 50930 +730
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
11日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。米連邦準備理事会(FRB)は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決め、利下げが景気を支えるとの見方から景気敏感株を中心に買われた。米オラクル
NYダウ構成銘柄では、ビザ
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比730円高の5万0930円だった。日経225先物(3月限)は日中比100円高の5万0300円で始まった。直後につけた5万0170円を安値にロング優勢の流れとなり、5万0580円辺りまで買われた。米国市場の取引開始後に5万0280円まで上げ幅を縮めたものの、その後は5万0500円~5万0600円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけてこのレンジを上抜けて5万0930円まで上げ幅を広げ、5万0920円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に5万0170円と下落する場面もみられたが、25日移動平均線(5万0160円)が支持線として機能していた。一方で、終盤にかけての強い値動きによってボリンジャーバンドの+1σ(5万0990円)に接近している。
先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となるが、米国市場の強い動きもあってSQに絡んだ商いは買い越しが見込まれるため、+1σ突破が意識されてきそうだ。5万1000円回復から同バンドが支持線として機能するかを見極めることになりそうだ。+1σ突破となれば+2σ(5万1830円)とのレンジに移行するため、ショートカバーを誘うことになるだろう。
反対に+1σ水準での強弱感対立で上値の重さが意識されてしまうと、これまでの25日線とのレンジが続くことになりそうだ。また、昨日はオラクルの時間外の下落を受けたソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げが日経平均株価を押し下げたほか、半導体・AI関連株への持ち高調整に向かわせた。
11日の米国市場でオラクルは売られたが、前日の下げで織り込まれているため、ソフトバンクグループに下げ止まりの動きがみられるようだと、先物市場においてはショーカバーが入りやすくなりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の5万1000円を中心とした上下の権利行使価格となる、5万0500円から5万1500円でのレンジを想定。
11日の米VIX指数は14.85(10日は15.77)に低下した。一時16.88まで上昇する場面もみられたが、引き続き75日線(17.58)水準が抵抗線として意識される形で下落に転じている。9月12日(14.76)以来の15.00を割り込んできており、リスク選好に向かわせそうだ。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.86倍に低下した。下向きで推移している25日線(14.99倍)に上値を抑えられる形での低下傾向が続いている状況である。ただし、-1σ(14.81倍)に接近してきたことで、NTショートを巻き戻す動きも意識されてきそうである。また、日経225先物が+1σ突破から5万1000円を回復してくる局面においては、上へのバイアスが強まることでNTロングに振れやすくなろう。
株探ニュース
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