高度紙が9連騰、データセンター向け需要堅調で通期業績・配当予想を上方修正
ニッポン高度紙工業<3891.T>は9連騰。後場に上げ幅を広げ、2022年1月以来、約3年9カ月ぶりの高値をつけた。30日午後2時ごろ、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を166億円から181億円(前期比12.9%増)、営業利益予想を26億円から31億円(同26.0%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間・期末各35円の年70円から中間・期末各40円の年80円(前期は60円)に増額した。業績の好調な推移と株主還元姿勢を評価する買いが集まっている。9月中間期は従来予想を上振れて着地した。主力製品のアルミ電解コンデンサ用セパレーターは生成AIの普及に伴うデータセンター向けなどの需要があり2ケタの増収。加えて、各種インフラ関係投資及び車載用途などの需要が増え、リチウムイオン電池用セパレーター及び電気二重層キャパシタ用セパレーターの売り上げも大きく伸びた。中間期の業績を踏まえ、通期の業績予想を上方修正した。
高度紙はあわせて配当方針の変更も開示した。今後は連結配当性向40%を目標に掲げ、DOE(株主資本配当率)は3%を下限とすることを基本方針に据えた。
出所:MINKABU PRESS
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